
I play tennis every day.
ヘタなテニスの練習。

I play tennis every day.
ヘタなテニスの練習。


お勉強している、らしい。

夜更けに向かっていろいろ質問してみる。

in the garden vol.3
今日も雨が降っている。港に船が着くからと、見に行った。霧のような雨は風に吹かれて舞い、傘はあまり意味をなさなかった。海の湿気も合わさって、ほとんど水の中だった。船から人が降りてきた。しかし待ちわびた人はいなかった。

定期的な訪問。また今日も雨だったが、まさにもう止もうとしていた。知らない道が現れる。この間来た時は見えなかったのに。
郵便ポストをのぞいてみたら、遠くからの手紙。ぐしゃぐしゃになった封筒が長旅を知らせてくれる。かわいい小さな文字で書かれたわたしの名前と住所。封を開けたら、中にはこれまた小さな神様が入っていた。
教会の展望台に登ってみた。後少しで閉館時間だったがまだ明るかった。もう分厚い上着を着なくては外を歩くことなどとても無理だったし、ワインも皆温かくして飲んでいた。人々がぐるぐるにマフラーを巻いて、テラスでおしゃべりしている様子が上からよく見える。知らぬ間に雨は止んでいて、雨宿りをしていた鳥たちももう何処かへ行ったようだ。誰もいないここから見える街は、束の間わたしだけのもの、みんなが親しい人に見える。
窓から見える景色。


まだまだ早い。はちみつと。
マーマレードをたっぷりのせたトーストをほおばる。マーマレードの苦味が好き。マーマレードはいろんな柑橘のマーマレードが並ぶ “マーマレードバー” でいつも買う。黄色い屋根に黄色いドア、黄色いエプロンをした “マーマレードおばあさん” がコツコツ作ってる小さな店。自分の柑橘を持っていってマーマレードにしてもらうこともできる(半分はお店で販売する)。
目が覚めたら朝だった。
いつから寝ていたのか。
それよりまず今日はいつなのか。

灯りの暖かいこと。光の輝きが放つもの。
矢印の向き。
炎。その力の無限さ。
山を登るのが楽しみだったはずなのに、その思いもしなかった高さと険しさに、山のことを忘れて、登る辛さをクローズアップする。そうでなく、山のことを今一度考えてみよ。というのも、実は何の解決にもなっていない。

新しい月に祈ること – pray to the new moon.
最初の最後の一歩を踏み出すことにする。

外の世界
熱意を測る装置。どうやら今わたしはだいぶんカッカしているみたい。水の中に飛び込んで、いったん冷やしてみることにする?
ついてゆく。
新しい。混沌。
新しい。

標本1:「再生」
自らが見ている視点が全てであるという、ほぼ誰にでも共通にある概念を覆すこと。自らの境界線を改めて引きなおすこと。またはその手段。
The new sound is… 新しい音がする(2017):再生、再構築、リメイク、スタート、新しい、変化、次へ

キュッときつく結ばれた赤い糸は、危ういラインを描きながらどこへたどり着こうとしているのか。
その行方は神のみぞ知る。
キャンドルの灯りをじっと眺めていたら、違う世界に来ていた。それはよくあることで、戻る術も知っているのだけれど、今日は少しだけあたりを散歩してみることにした。知らない場所に、知らない建物、そして知らない人々。彼らは彼らのいつもの世界でいつものように過ごしているのだが、わたしにとっては全く不自然な世界でしかない。ここの常識は、わたしにとっては非常識。あり得ないことが目の前で繰り広げられている。
ずいぶん長い間、あの山には登ったことがなかったのです。いつも麓から眺めるだけで。でも青い街は永遠に日がくれないから、ゆっくり時間をかけて登っても大丈夫だろうと。だから明日は山に登ります。今夜はその準備をしようかな。

クォーツのひとりごと「楽譜も天使もあまりにも歌声が美しすぎるから、演奏しながら寝てしまいそう…」

sing with angel。楽譜が歌う。あまりにも綺麗な声に、天使がやってきて、一緒に歌い出しました。それはまるで雲の間からさす光のような、すうっと降りてくる、でも柔らかくてあたたかいハーモニー。クォーツもいつの間にかそばにいてキラキラな伴奏をしはじめました。音の粒はガラスの漏斗を伝って、よりいっそう響き渡り、この部屋いっぱいに満たしていきました。
話しこんで時間が過ぎるのもわからず、気づけばきっと今は真夜中。周りが静かすぎて、わたしたちだけが起きているは明らかだった。キャンドルはあと少ししか残っていない。逆に積もり積もった話はずいぶんな高さになっていた。

標本2:「change」
『変化』 … たまご、幼虫、さなぎ、成虫。
昨日、焼きそばを作って食べた。
今日の遅刻。
明日は発熱、インフルエンザを発症する。
The new sound is… 新しい音がする(2017):再生、再構築、リメイク、スタート、新しい、変化、次へ
ミルクを温めようとしてうっかり吹きこぼしてしまうことは、よくあること。
パンが知らぬ間にかじられていることは、よくあること。
メガネをしたままお風呂に入ってしまうことは、よくあること。
すっかり街の人、といった風に、この頃石畳の上しか歩いていない気がする。踏み締める草の香りや、木々がサワサワおしゃべりする音、水辺の緩い土手、会っていない。小さく遠くなってしまっているわたしは、ちょっと見えにくい。

今日はどれを使おうかな。
扉を開けた向こうには、静かな空間が存在した。暗すぎることもなく、かといって明るすぎることもない、ちょうどいい光と、かすかに流れる風。しかし、何よりはっとしたのは、その風にのって漂っていたハーブの香りだった。
新しいクッションは古い布をつぎはぎしたもの。もっぱら最近はそれを抱え込んでウトウトしている。ガサガサの毛布とオンボロのソファ、そしてこのクッション。ずいぶんと寒くなったこの頃の仲間たち。窓からの光は薄いカーテンを通してさらに弱くなる。またすぐに夜になる。

ちゃんとしたお茶と、綿飴をちぎって丸めたもの、お茶を飲む前に唱える変な呪文が書き記された紙。
ケーキはにんじん。プリンはかぼちゃ。北へ向かう道はチョコレートで埋め尽くされている。

1年ほど前からある不思議な場所。外からは中の様子があまり伺えない。重そうな扉。思い切って明日は開けてみることにする。
キッチンの棚の中は空っぽだし、手紙を書きたいがもう便箋も切れている。そういえばインクもほとんどなかったな。新月の漆黒をインクに足したいから、新しいものを買いに行っておかないといけない。
永遠に観光客のような気がする。
自転車に乗って少し遠くまで。大好きなチーズケーキを買いに。焼き上がりの時間を知っているから、それに合わせて行く。同じような人たちがいて、店の前はちょっとばかり人だかりができている。なんとなくみんな知り合いみたいになっていて、ご挨拶してみたり。

小さな、しかし偉大なる友…わたしはずっとひとりぼっちでした。屋根裏に積み上げられていた本を持って降りてきては読み、おばあさまが使っていたというキレイな絵の具で絵を描いて、近所のお菓子屋さんでキャンディを袋いっぱいに詰めたりしましたが、誰とも話すことはありませんでした。わたしはある夜、思い切って月に話しかけてみました。「ともだちがほしいのです」と。わたしが月にお願い事をしたのは、後にも先にも、あの時一度きりです。次の朝、わたしは枕元でする小さな声で、目が覚めました。「おはよう。おはよう」小さな小さなイエス様が、わたしに呼びかけていました。

美術館から家に帰ってくるのに道に迷ってしまい、たどり着くのに一週間近くかかってしまったようだ。たまった郵便物の量でそれを把握する。久しぶりな感じで少しだけ家とのぎこちない雰囲気があったけれど、窓を開け放し、いつものお茶をいれて、いつものおやつを一つジャーから出したら、だいたい元どおりになった。



ほぼ人のいない美術館は、意外に賑やかで、いろんなものに耳を澄ませるのがおもしろい。しかし昨日夜更かししたわたしは、聞いているふりをして、実は寝ていた。そんなのバレていただろうけど。

朝になったから、そろそろ眠ろうとベッドにもぐりこんだ。次、目を覚ますのは、15日後。真っ暗闇がトントンと窓を叩きにくる。月はすっかり消えているだろう。
Q&A … のその後
いろいろ問いかけてみたものの、結局、夜更けからの答えはなかったので、僕(ペンギン)は、自分で調べてみることにした。僕はとてもとてもたくさんの本を読んだ。その読み終わった本で、部屋がどんどん埋め尽くされるくらいに。しかし、どれだけ本が積み上がっても、どれだけそこで眠ったり、そこで食べたりしても、答えだけはいっこうに、見つからなかった。積み上げられた本の隙間に見える、透き通った蒼い天井から、外の世界を想像する。まだ触れたことのない、その空気はどんなものなのだろう? そして、そこには、ここでは見つからない答えがあるのだろうか? もうそろそろ、僕は外に出てもいいのかもしれなかった。この部屋は完璧に安全で美しく、限りなく居心地のいいものだ。けれど、きっとここだけでは、僕の何かが欠けたままで、そしておそらく探している答えも、見つからない。しかしここから出るには、このキレイな部屋を壊さなければならなかった。もちろん、壊れた部屋は、もう二度と元には戻せない。そう、僕は、まったく初めての新しい場所で、一人立ち尽くすことになる。でもそれでよかった。ここでだって、もうずっと長い間一人だったのだ。僕は棚に大切に置いてあった「開きの石」をつかんだ。そしてそれをギュッと力強く、握りしめた。

「ついておいでよ」と言われて、そのままに緑奥深く。初めて会った人だったから一瞬躊躇したけれど、彼の右手の人差し指に描かれた模様の意味をわたしは知っていたので、この人の導きに従うしかなかった。そろそろ知らなくてはいけない。それはわかっていた。でもここまでわたしは伸ばし伸ばしにしてきた。きっとあの湖の水は相当冷たい。そしてあまり透明度が高くないから、先がよく見えない。わたしはかなりの怖がりだし、泳ぐのだって全然得意じゃない。できることなら、くるりと向きを変えて家に帰りたい。そうだとしても、人にはどうしたって避けられないことが一つや二つはある。その一つがどうにもこうにももう目の前にやってきてしまった、ということ。
明日はお届けものを持っていく日だ。今日は1日かけてその準備。
ブラックマローの湯船の中。微かに香る部屋。
