All or nothing 2020.12.08-12.14

標本1:「再生」

自らが見ている視点が全てであるという、ほぼ誰にでも共通にある概念を覆すこと。自らの境界線を改めて引きなおすこと。またはその手段。

The new sound is… 新しい音がする(2017):再生、再構築、リメイク、スタート、新しい、変化、次へ

キュッときつく結ばれた赤い糸は、危ういラインを描きながらどこへたどり着こうとしているのか。

その行方は神のみぞ知る。

キャンドルの灯りをじっと眺めていたら、違う世界に来ていた。それはよくあることで、戻る術も知っているのだけれど、今日は少しだけあたりを散歩してみることにした。知らない場所に、知らない建物、そして知らない人々。彼らは彼らのいつもの世界でいつものように過ごしているのだが、わたしにとっては全く不自然な世界でしかない。ここの常識は、わたしにとっては非常識。あり得ないことが目の前で繰り広げられている。