in the water

in the water

fire and water

「いま僕らがいるこの空間は水なんだよ。僕らは水の中にいるんだよ。流れたり溜まったり、川や海のような存在だけが水じゃない。湿気てるとか、乾燥してるとか、それってあくまで空気っていう視点から言ってるだけのことだから」と、彼は言った。

tea I love

金木犀の入ったお茶をすすりながら
sipping tea with fragrant osmanthus
窓をほんの少し開ける
open the window just a little
公園で遊ぶ子どもたちの声と
the sound of children playing in the park
夕暮れにかかる紫と
and the purple of dusk
部屋の中よりも動きのある気配が
and the presence of more movement than in the room
流れ入ってくる
streaming in

days

昨晩はあまり眠れなかったから家に帰ったら少し眠ろうと思っていたけれど、たまったシャツのアイロンをかけたり、なくなってしまったグラノーラを焼いたり、まったく片付けない彼女の部屋の掃除をしたり、そんな細々したことをしているうちに気づけばもうすっかり日は暮れてしまっていた。暗闇と静けさが満ちていく部屋の中で、鈍い眠気をずうっと鼻の奥に抱えたまま、届いていた本の梱包を解いた。発売されるのを待っていた本だったのでとりあえず第一章だけ読もうとしたはずが、けっこう読み続けてしまった。

少し、細々、第一章だけ…のような。

だいたいそんなものの積み重ねで、わたしの日々は構成されている。

almost no memory

なんにも考えていないようで、なんにも考えられないようで、実際は、なかなか、なんにも考えずにいたり、なんにも考えられないことなど、かなり難しい芸当。

roof

屋根ができたので雨宿り。

明日は屋根の下でバーベキュー。

cherry blossom

知らない間に満開になっていた。

today, I will find

玄関の扉を開けてみる。
が、今日も眺めはとてもよかった。
毎朝この瞬間、白い霧に覆われた景色に出会うことを期待した。
寒い時期には、白い雪に覆われた景色に出会うことを期待した。

without you

彼女が一人で病院へ行くのは嫌だというので一緒に行くことになった。病院は決して近くなく、バスを乗り継いで乗り継いで、最寄りのバス停からも歩いて歩いてたどり着く。具合の悪い彼女にはちょっとかわいそうなことだった。さらに今日は雨もしっかり降っていた。冷たく寒く、周りの景色もうっすらぼやけていて何もかもがとらえづらく、わたしもなんだか気が遠くなりそうだった。公園の前を通り過ぎる時、中からボールをつく音が聞こえた。でもどこを見渡しても人の姿などなくて、ぽんぽん、という音だけが鳴っているのだった。「こんな雨の中よくボール遊びなんてするよね」と彼女が言った。

listen to the radio

もうすぐ時間になるので、わたしは机の上の小さなラジオのスイッチを入れ周波数を合わせる。今週は、ひたすらホットケーキを食べ続ける人の話。ホットケーキの材料の組み合わせから、焼き方、トッピングまで、それはそれは無限にある方法を試しては、それをたいらげていく、っていう話。

she is empty

彼女は「それ」に思いをアプローチしてみるが、少しくたびれてしまう。「それ」の”意図”が(彼女の受け取る範囲では)自身にそんなに響いてくるものではないから。「それ」の”意図”は、うんざりするくらいに饒舌な時もあるし、黙っているけれど十分に聞こえてしまう時もある。

fire

チリチリと燃える音がいいね。

Japanese apricot

絨毯の仕組み。次への思いが一番上。

coffee scorpion

ルビーよりも赤くすきとほりリチウムよりもうつくしく酔ったやうになってその火は燃えているのでした。(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より)

in to deep

プールの中を深く深く潜る。どこまでいっても底にはぶつからない。途中水の色は明るいパープルから微かなピンクに変わった。これだけ広く深いからわたしは誰とも出会わない。音は遠くでぼんやり鳴っている。だいたいプールの中で聞く音といえば、人のはしゃぐ声だ。今日もそのにぎやかな明るい声がする。もうどれだけ潜ったのだろう。音はかろうじてまだ聞こえるが、光はずいぶんと届かなくなってしまった。

happy birthday

happy birthday 4years old

view deck

壁にかけられている作品は、ちょっとヒントをくれます。しかしそれは観るたびに違っていて、わたしはその適当さにとっても安心します。今日のヒントは少し確信めいた感じがしたようにも思いましたけれど…、まあ、そんなことはないですね。

version 2

あの日のクッキーは、その後雲に覆われてしまった。

take a walk

昨日も散歩、今日も散歩、明日も散歩。
散歩をし続けて、もうずいぶん遠くまで来てしまった。
帰り道はわからないが、まあいいか。

thanks

thanks

この扉はしっかり閉まらなくて、いつもうっすら開いています。いろいろ出たり入ったり。