
April Fools’ Day.
今日は空いております。
だいたい金曜日にこの先2週間ほどの予定をお知らせします。

April Fools’ Day.
今日は空いております。
だいたい金曜日にこの先2週間ほどの予定をお知らせします。
春が来ていた。それはもうずいぶん前から知っていた。
spring has come.

flowers
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ごあんない:
きのうあなたがなくしたリングは、この先を10分歩いたところにある交番に届いていますよ。
こんな真夜中に、ポップコーンを山ほどつくっている人はわたし以外にいるのかな。それは、花火大会のクライマックスのようなにぎやかさだった。あしたはパンケーキを焼く。キャラメルソースを作りすぎてしまったから。

今月のお花。
新しいフライパンがきた。ふたつ。使えるようにするのに半日かかってしまった。家中香ばしい匂いが漂っていて、管理人さんからちょっと嫌味を言われる。
少しずつ変わってゆく部屋の色をヘラですくって小さな瓶に貯めているけれど、それはいっこうに増えなくて、いつか描こうと思っている絵は、線の一本すらまだひけていない。

きっと今日は出かけていて居ないだろう、と、小さな窓からこっそり覗いてみたら、いやいや、中にはその人がしっかり居て、思い切り目が合ってしまった。バツが悪いにも程がある。慌てて逃げようとしたら、後ろにいた月にコツンとぶつかってしまった。せっかくゆらゆらとご機嫌よく揺れていたのに、驚かせてしまいましたね。ごめんなさい。

片付けられない部屋;
ほんの少し前の時間と、ほんの少し先の時間が、ちょっとした行き違いで入れ替わってしまった。映画の結末を先に知ってしまい、飲むはずだった薬がどこかにいった。あなたは笑っているけれど、わたしにとってはこれはけっこう大変な事態だ。だって、過去は後悔するもので、未来は希望を持つものだから。ああ、いつだって、ここになんて居やしない。

新しい景色に飛び込む;
その扉はけっこう大きくて、とても開きそうにはなかったのですが、開けてみずにはいられなかったのですね。
というのも、その向こうでなにか聞こえた気がしたから。
それはほんと…、
微かなものだったのですけれど…。
ただ、いざ、その扉を開けようとしたら、それはそれはものすごく力が入りました。
もう、重いのなんのって…。
それでもね、なんとか開いたんです。それは。ね。
ありったけの力を受けてね、扉もね。
で、その向こうはどうなってたかというと…、
まあ…よくある話なんですが…、
扉の向こうにはね、
… 海が、広がってたんですね。
そう、波打つ、海が。
その日はあまりにも寒かったので、
このままこの景色をじっと眺めていられることなんてできるのかなあ?
なんて思ったんですけど…。
それでもね、吹き荒ぶ風に震えながらね、
砂浜へ一歩踏み出してみたんです。
ザクッと。

今月のお花。
通りですれ違った男性のなんだか気になる網のようなものに引っかかり、振り返ったわたしは結果後をつけたみたいになっていた。そんなこと後にも先にも当然したことはなく、勝手にひとりスリリングになって、被っていた帽子をわざわざ深く下げてみる、ようなことをしてみたり。
列車で移動する。とても外はとてもいい天気で太陽が眩しく光っているけれど、見えない不穏な膜が覆っているから、わかりにくいながらしかし確実に響いてくる重さがある。風邪が治りきらなくてグズグズなまま、どこもかしこも閉められて、意図せず追い出されたよう。ぼんやりしたまま街に着く。

月が満ちたらご訪問:
できあがったシロップは、少しずつ分けた。
お気に入りのスプーンは、なぜかひとつ減っている。
小鳥がさめざめ泣いているけれど、いったいどうしたというのだろう。
いろんなことが散らかる昼下がりは、いつもの景色。
とても眺めがいいのです。

「いや、待っている間に、新しい言葉をひとつ覚えることができたから、それはとてもよかったよ。」「ママが編んでくれたこのセーターは、ちょっとサイズが大きめでね、袖をいつもたくしあげているのよ。」帰り道にお店へ寄って、ミルクとアスパラガスを買うのを忘れないこと。
古い知り合いから引っ越しの知らせが届く。また引っ越したようだ。季節ごとに新しい土地にへ行き、お店を開く。次の季節の空気を感じたら、さっさと店を閉じ、また次の場所へ旅立つ。そういうことをもう長い間続けていた。ところで今度の場所は、わたしの家からとても近いところであった。(つづく)
背の高い森の中に
少しだけ久しぶり
外の世界とは違い
ひんやりした空気
風がわたしを通り
すべて入れ替える
水がわたしに注ぎ
すべて洗いながす
毎週月曜日、お昼を少し回った頃から、ここでコーヒーショップが開かれます。

「ひとで」になりたい『ひとて』:
長い間、見つめていました。
そして、やっぱり好きだな…って感じました。
いいな、って。
わたしも、
「ひとで」になりたい。
「ひとで」になりたい。
「ひとで」になりたい。
その形はクールだし、色だってキレイ。
いつも海の中にいられることも、とっても気持ち良さげ。
そして、なにより、みんなあなたのことを知っている、ということが。
「ああ、あの「ひとで」ね、いいよね〜」って、言うことが。
なんてうらやましいの。
なんてうらやましいの。
わたしなんて、『ひとて』。
なんの取り柄も、特徴もない、『ひとて』。
こんな名前、誰もしらない。
誰も聞いたことありゃしない。
だからもうわたしは「ひとで」になろうって。
「ひとで」がいい、って。
そう思ったんです。