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No.64 – What is your favorite food?:ボウルの好きなもの

“この子をよろしくお願いします”
そう書かれたメモと一緒にある朝玄関に置かれていたのは
このガラスボウル。
ボウルが…?と思ったが、手にとって、気づいた。
オオヤマネコがボウルには刻まれていたから。

それからこのボウルとの生活が始まった。
カラフルな食べ物を入れると嬉しそうにすること、
お湯より水で洗ってほしいこと、
できれば1日一回は登場させてほしいこと、、などなど
少しずつボウルについて知っていった。
よろこんでいるとガラスのピカピカが増し、ちょっと不本意だと、そのガラスが曇り気味になる。
ひとつひとつ様子を見ながら付き合って、
今では結構仲がいいはずだ。


RIIHIMAKI(リーヒマキ)のガラスボウル。

直径17cm、高さ7cm、底直径8cm
コンディション:ヴィンテージ、長年の使用における小さな傷が全体的にあります。フィンランド。


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