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No.34 – 月を写すためのボウル

新月の日は空には星しかないから、密度が少し変わる分呼吸がしやすくなる。
ただ見えない存在は見えないだけで静かに確かにある。
星がよく見えるその夜、このボウルに水を張って外に持って出てみる。
水面には丸い月が映る。
それはその3日後も、10日後も同じで、いつもこのボウルには丸い月が映る。
見えないと思っているのはわたしの目だけで、月はいつもそこに丸くある。


ブルーとホワイトのコントラストがキレイな琺瑯ボウルです。

大きさ:直径15cm、高さ7cm
コンディション:ヴィンテージ、全体的に経年に伴う傷などがあります。1箇所欠けあり(写真あり)。フィンランド。

ガラス玉(いわゆるビー玉です)
素材:ガラス


1,980 yen