after taking a walk

こうなったら朝まで歩き続けることにした。日はいつか登る。終わりはやってくる。不思議と疲れることはなく、前か後ろかもわからない中でも、さほど恐怖も湧いてこなかった。時間は過ぎた。少しずつ東の空が明るくなってきた。弱い灯も勝手に消えた。